「海上48hours-悪夢のバカンス-」 ネタバレ・あらすじ・感想

映画

作品紹介

2022年イギリス。メキシコのビーチで春休みのバカンスを楽しむ男女5人組。バカンスで羽目を外してしまった彼らは水上バイク2台を酔った勢いで無断で乗って行ってしまう。

少し遊んで返すつもりが爽快感とハイテンションで沖まで出てしまう。さらに度胸試しを始めてしまい事故をおこしてしまい、1台は大破もう1台も故障と海に取り残されてしまった5人。その海にはサメが生息していた・・・。

「海底47m」の制作陣が新たに送る本作「海上48hours」というタイトルだが原題は「Shark Bait」という名前で特に関連性はない。

監督:ジェームズ・ナン 脚本:ニック・ソルトリーズ

キャスト:ホリー・アール ジャック・トゥルーマン キャサリン・ハネイ マラキ・ブラー=ラッチマン トーマス・フリン

作品のあらすじ(ネタバレあり)

メキシコのリゾート地で大学最後の春休みバカンスを楽しんでいる5人組。酒を飲み・踊り、テキーラを分けあう。テキーラのボトルが空になってしまい、ナタリーが酒などを買いに行くことになる。

その道中ナタリーは物乞いをする男性に会う。この男性は膝から下がなく彼が言うには、この海域に潜むホオジロザメにやられたとの事。ナタリーに男性は「気をつけろ」と告げる。

翌朝5人組は波止場に停泊する2台のジェットスキーを発見する。グレッグは1台に跨り、タイラーとトムは近くの小屋に鍵がないか探すため強引にドアのカギを壊し小屋の中から鍵を盗んでしまう。

ナタリーは難色を示すが残りの4人は酔っぱらっているのか海に出る気満々でいる。「すぐ戻るから」と言われ嫌々ながらもジェットスキーに乗ることに。

軽い悪ノリでジェットスキー2台を拝借し、海を爽快に走る。気持ちよさそうに走っていて気持ちが高ぶらないわけもなく、彼らは度胸試しとして2台のジェットスキーをギリギリまで近づけてすれ違うという事を始める。

1回目は成功。調子に乗った彼らは2回目に挑むが、ジェットスキーは接触してしまい海に投げ出され1台のジェットスキーは大破、もう1台もエンジンがかからない状態になり、さらに事故の際グレッグは足の骨が皮膚から出るほどの大けがをしてしまう。

ケガをしたグレッグと泳げないミリーはパニックに陥ります。グレッグをジェットスキーの上に運び上げ、ミリーの持っていた携帯電話を試そうとするが電波は届かない場所まで来てしまっていた。

波止場に置いておいた彼らの靴や携帯は波に流され、彼らが海に出て行ったという形跡はなくなってしまう。

ミリーの携帯で日光を反射させ自分たちの存在を知らせようとするも朝の早い時間帯岸には清掃員のみしかおらず、気づいてもらえない。

ナタリーは携帯の画面を見るとそこにはミリーとトムが浮気していた証拠となるものがあり、一悶着あり携帯は海に落ちて行ってしまう。トムが潜っていき奇跡的にも携帯を拾うことに成功する。

重い空気の中タイラーがジェットスキーを走らせていた際すれ違ったヨットを探し出し助けを求めに行くと言い出し1人泳ぎだしていく。仲間たちが見守る中泳いでいるタイラーを追っているサメがいることにミリーは気づき知らせるが気づかず泳いでいくタイラー。

するといつの間にかそのサメはナタリーたちの近くまで迫っていました。慌てたトムはジェットスキーの上に行こうとしますがジェットスキーはバランスを崩し横転し4人は海に放り出されてしまう。

血を流していたグレッグは真っ先に狙われ海の中へ、グレッグと一緒にいたナタリーは彼の腕時計に髪の毛が絡まってしまい一緒に連れさらわれてしまった。途中でなんとか腕時計が外れて助かったナタリーはジェットスキーへ必死に向かって行く。

ヨットを目指し泳いでいるタイラーはとうとうヨットを発見し大声で呼びかけますが、ヨットでは音楽が鳴っており声に気づいてもらえません。

さらに近づこうとした際、サメがタイラーを襲います。叫び声に気づいたヨットの持ち主が海を確認しようとした瞬間、サメによってタイラーは海に引きずり込まれてしまいました。

夜になり3人はジェットスキーからそう遠くない位置から光が見えるのを確認。距離は50m程、トムが海に入り泳ごうとするもサメへの恐怖なのかちょっとした波音で驚いてしまいジェットスキーへ戻ってきてしまう。それを見ていたナタリーは自ら海に入り光のする方へ向かって行く。

なんとか光の発生源へ着くもそれはどうやらサメにやられたであろう犠牲者の死体があっただけだった。

悪い夢から目が覚めたナタリー。周りは明るくなり朝になっていた。海に落ちていた板くずを使い漕ぎ始める。泳げないミリーは昨夜の死体が着けていたライフジャケットを着る。

漕ぎ始めたた3人にサメが襲い掛かりトムがわき腹を抉られてしまう。さらに助けようとしたミリーは下半身をサメに食われ亡くなる。

なんとか助かろうとエンジンルームをこじ開けると故障の原因がチューブの切断であったことがわかりライフジャケットのチューブが使えると閃いたナタリーはライフジャケットの元へ向かう。

なんとかチューブをゲットしたナタリーにサメが襲ってくるも持っていた鋭利な物体でサメを刺して左肩を負傷するだけで難を逃れるナタリー。

ジェットスキーへ戻りチューブをつなげてみると、エンジンがかかり岸の方へ逃げ出す2人。トムの流す血に反応したのかサメが追ってくるなか思うように進まず、原因が2人分の体重がいけないとわかったトムは自らサメの餌になるべく海へ落ちていく。

トムの死を見届け岸に近づくナタリー。しかし岩がごつごつした入江でジェットスキーは座礁してしまう。ジェットスキーを降り必死にサメから逃げる。サメが近づくその時サメは岩と岩の間に挟まりナタリーは逃げることに成功し砂浜に倒れ助かったことを確認するのだった。

感想(ネタバレアリ)

陽キャな大学生がサメに襲われるという内容で遭難するまで結構いいテンポに感じてたんですが、それ以降がなんだか痴話喧嘩やら1人で正確な場所もわからない場所へ泳いでいったりと冷静に考えるとツッコミどころが多い感じがしました。

海底47mの制作陣がって思ってしまった分ちょっと残念な内容だったかなと思います。

まとめ

勝手に乗って行ったジェットスキーで度胸試しして遭難しサメに襲われる。自業自得な内容ですが、サメ映画って数々の作品がありハードルが高いんですかね。

個人的にはサメ映画ってだけでもうB級映画と思っているのでそういう娯楽的要素・ツッコミどころはたくさんあるのでそこらへん楽しみながらみれれば十分楽しめる内容だと思います。

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